リスクマネジャ養成プログラム認定制度

■ リスクマネジャの人材像

 リスクマネジャは, それぞれが属する地域や組織が抱えているリスクを多面的にとらえることができ,認知・分析・評価・コミュニケーションに関わる一連の流れを把握しながら,現場の少し未来の課題に適切に対応・解決する能力を有する人材を想定しています。

■ リスクマネジャ活躍の場

リスクマネジャには様々なキャリアパスがあると言われています。

我が国では制度として明示されたものではありませんが、本資格が目指すものとして、アメリカにおける事例を示します。

リスクマネジャ

★チーフリスクオフィサー(Chief Risk Officer)
コンピューターセキュリティ、法律遵守、訴訟などビジネスにおける様々なリスクを評価し、計画立案する専門家。米国では、バーゼル・アコード、サーベンス・オクスリー法に対応する職として注目されています。
★リスクコミュニケーター(Risk Communicator)
社会を取り巻くリスクに関する正確な情報を、行政、専門家、企業、市民などのステークホルダーである関係主体間で共有し、相互に意思疎通・合意形成を図るための専門家です。
★リスク分析責任者(Risk Analyst)
潜在的なリスク発生源を特定し、そのリスクが発生する可能性と、発生した場合の影響の大きさを評価し、マネジメントのための対策を提供する専門家です。
copyright 日本リスク学会 リスクマネジャ委員会

copyright 日本リスク学会 リスクマネジャ委員会 All rights reserved