2019年6月の総会において、日本リスク研究学会から日本リスク学会に名称変更をいたしました。これに伴い学会誌の名称も現行の「日本リスク研究学会誌」から変更する必要があると考えております。
11月の理事会で議論いたしました結果、我々のアイデンティティであるリスク学をシンプルに打ち出し、学会内外にリスク学に関する取り組みを広くアピールできる、「リスク学研究」でどうかという結論になりました。なお、英語名称は今まで通り、「Japanese Journal of Risk Analysis」となります。
これにつきまして、会員各位のご意見をいただきたく、ご意見がございましたら12月13日(金曜日)迄に学会事務局(sra-japan@bunken.co.jp、井奥)までお寄せいただきましたら幸いです。
また、今回の学会名変更の大きな目的である研究の社会実装を円滑に進めるため、電子ジャーナル化の強化を下記の通りに進めたく、理事会および編集委員会において、コスト試算も含む取り組みの内容や優先順位につきまして、検討・準備を進めております。
- JST J-Stageとの連携強化
- 創刊号からのバックナンバーの論文pdfの電子化収載
- Web of Scienceとの連携
- アクセプト時に冊子体を待たずにJ-Stage公開する速報性重視体制への移行
- フリージャーナル化宣言「全論文オープンアクセスの査読論文誌」へ
- 英文投稿窓口の強化
これに伴い、冊子体を継続するか、否かについても議論の分かれるところであり、冊子体配布の取り止めの場合には、希望者にオフセット印刷(有料)による紙媒体での提供の可能性も検討の余地があります。
一方で、実務家も投稿しやすい紙面づくり(論文の区分変更や査読方針)なども編集委員会を中心に検討を進めております。おおよその方針が固まりましたら、追って会員のみなさまからご意見をいただく機会を設けたいと考えております。
今回は、学会誌の名称変更についての皆様からのご意見をお待ちいたしております。
日本リスク学会 理事会